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深い暗闇にも光を見つたいんだ!!(『ひとでなし』の家出編②) [家族]

パパです。『ひとでなし』の私が家出をした初日。軽自動車を運転して高速道路で一番最初に向ったのは福島県の二本松市前ブログでも記載しましたが、大学時代にワンダーフォーゲルでお世話になった先輩と同期が結婚して今は5人家族で生活してます。

突然、夕方5時半に電話して、夕ご飯と宿をゲット!!って・・・、確か今、仮設住宅で避難生活してんじゃなかったけ?!う~~~ん、ど~うしようか。しかし、今更気を使って行かないというのも変だしまずは仮設住宅に行ってみることにしました。

奥さん(私と同期)と近くのショッピングモールで待ち合わせして、まずは自宅に案内してもらいました。自宅は震災の1年前に新築したばかりの一軒家。住宅ローンもたくさん残っているそうで・・・今は自宅周辺の毎時放射線量が高いため、住めない状況が続いているそうです。最近やっと自宅敷地内の除染作業が終了したらしいのですが、自宅周辺の放射線量が依然高いため、自宅で生活することは難しいらしいのです。また、市の財源の関係上、仮設住宅維持が難しくなり、近いうちに退去しなければならないことになるようで・・・私たちが気がつかないだけで、本当にまだ震災はいろいろな問題を抱えたまま、まだ何も終わっていないんだなと感じました。

国道から車で15分程度山側に入ったところに仮設住宅街がありました。その姿を見た瞬間、正直ちょっと違和感を感じ、言葉を失いました景観の問題で建物を意図的に統一する外国や地域もありますが、こんな狭い空間の中にたくさんの仮設住宅があり、気を使いながらみんなが生活しているのか・・・そんな雰囲気でした。好きでみんなここに住んでいるわけではなく、自分の家で生活したいに決まっています。でも、それが許されない、できない事情がそれぞれの家族にあるのです。仮設住宅の中は2畳程度の台所と4畳、6畳の部屋、お風呂、トイレがありました。5人家族にはちょっと狭いかな。生活に必要な荷物を入れたらほとんど部屋に住めない状況で、わざわざ自宅まで物を取りに行くようです。これは想像以上に大変な生活環境です。現在の私の生活がいかに恵まれていて、普段、生活に不安を抱えることなく、時間を過ごすせることがいかに幸せなことかと感じました。

そんな中、外で元気よく遊んでいる小人を発見!!すぐさま話しかけて一緒に遊びました。その小人はワンゲルの先輩と同期の小人(長女)でした。どんだけ走れば許してくれるの!?っていうくらい仮設住宅の周りを競争して回っていたら、気がついたら5~6人の小人たちが集まってきました。フラフープ、自転車、鬼ごっこ、ホッピング・・・キリがない小人達の遊び。でも、小人達と一緒に走って、遊んで、笑ったおかげでさっき感じていた違和感や不安が一瞬ぶっ飛びました。本当に小人達の力ってすごいなあと思いました

不安や辛い生活の中で、自然に大人はここまで楽しめず、笑えないかもしれません。小人はそれをいとも簡単にやってのけるんです。私が小人に敵わないなあ~思う所以はここにあります。そして、この小人達の存在が、先輩たちの生きる大きな力になっていました。この小人達を守り育てることが私達すべての大人に求められていることであり、そこに未来の希望があります。今は震災や放射能によって深い暗闇に包まれているとしても、必ずこの小人達によって光が生まれるはず。そのために今、私たちに何ができて何をしたらいいかを考えてみる必要があると思いました。

まだ、何も終わっていないし、何も解決していない・・・私はこの家出で福島、宮城、岩手を旅する中で嫌というほど実感することになります。それは、また今度に。


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人から優しくされないと、人には優しくできないのかも・・・(『ひとでなしの』家出編①) [家族]

パパです。皆さんは突然、夕方5時半にこんな電話がかかってきたらどうしますか?

A 「あの~、今日の夕ご飯はなんですか?」

B 「え!?」

A 「よかったら、これから一人前追加してもらえますか?

タチの悪い罰ゲームのようなイタズラ電話ですが・・・つい先日、実際に私(Aが大学時代に所属していたワンダーフォーゲルの先輩や同期(Bの家にしたやり取りです。私って『ワイルドだろ~』っていうか、『ひとでなし!!』ですよね(苦笑)。おそらくみなさんならドン引きして即ギリするか、丁重にお断りすると思いますが・・・

B(先輩、同期) 「う~ん、まあいいよ。今からおいで

A(パパ) 「え!? ホントですか?!では、自宅の場所教えてください」こうして突然、当日の夕方に電話して、約15秒で夕ご飯と宿を確保したのでした。

今回、夫婦ゲンカが発端となった私の家出は福島、宮城、岩手、青森、山形を経由した、約3000キロのロングドライブとなりました。福島、宮城、青森、山形にはサークルの先輩や同期が住んでいたので、上記のやり方で夕ご飯と宿をお世話になったのです。正直、大学時代共に苦労した同期、そしてお世話になった先輩方とはいえ、前もって連絡もせず突然の自宅訪問はちょっと・・・と思ったのですが、まあ、冗談のつもりと声が聞けたらいいかな、というくらいの気持ちで連絡をすると、何故かみなさん快く自宅に招いてくれました特に青森に住んでいた先輩は、卒業式以来18年間一度も連絡を取っていなかったので不安でしたが、やさしく対応していただきました本当に失礼な後輩、同期ですよね~。でも、本当にそのやさしさが嬉しかった!!

最近の私はどうしても周りの人達に優しくしたり、気を使ったりすることが多くて、ちょっと疲れぎみでした。逆に、『自分のことを理解してもらえていない!!』なんて自分勝手にイライラしていました。小人のようで恥ずかしいことですが、たまには誰かにわがまま言ったり、甘えたりしたいなあ~と思うことだってありますよ。(笑い)まあ、このことが激しい夫婦ゲンカが勃発した原因のひとつなんですが・・・。

今回、年を取っても自分のことを理解してくれる、話を聞いてくれる、自分に優しくしてくれる存在が家族、親族以外でいることは本当に幸せなんだと感じました。大学時代、先輩からひたすら厳しく怒られ、蹴られ殴られたり、勧められた酒も断れず何度も記憶を失ったことがあったり・・・・辛いことがたくさんありました同期とは価値観の相違から激しいケンカをしましたし、辛く大変な経験もたくさんしました。

しかし、それ以上に先輩は困った時は必ず相談にのってくれたり、助けてくれたり、面倒をみてくれて、優しかった。同期もお互い困った時は助けあったり、優しく、気遣いを忘れませんでした。だから後輩には厳しく接しながらも、面倒みたり、優しくすることを心がけてきました。今でも身近に困った人がいると面倒を見たり、助けたりすることがクセになっています。同時に苦労を共にし、喜びや達成感を共有していること、そしてバカなことやバカ騒ぎを楽しんでいることもお互いをわかり合う上で貴重な体験だったと思います。そして重要なことは、家族以外から「人に優しくすることの大切さ」を学ぶことができたことです。今回の家出でそのことを再認識できました(苦笑)。

もしかしたら「人から優しくされる」=「心が救われる、幸せ」ということを忘れていたり実感できないと「人に優しくする」という発想や行動が起こりにくいのかもしれません。残念ながらいくら「本」や「映像」から「人に優しくすること」を知ったとしても、実践しないとその価値はわかりません。同じく「人から優しくされること」=「心が救われる、幸せ」という経験をしないと、よりよい人間関係を構築することができず、「人に優しくすること」が普通にできなくなるではないでしょうか?当たり前のように誰もが人に優しくできるわけではありません。普段から当たり前のようにできているかと言われると・・・みなさんはどうでしょうか?お互いのことを理解し合う上でも「人に優しくできる」ということは非常に大事なことですよね。

ちなみに、今回、すべてのご家族から夕ご飯、朝ごはん、夜のお酒を無料で提供していただきました。ごっちゃんです!!ワンゲルの皆さん、本当にありがとうございました。これからも嫌がらずにお付き合いお願いしますね~。 
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